[Ournper.com 共有] 4月22日は地球環境について考える「アースデイ」。非営利団体の「EARTHDAY.ORG」では、2024年のアースデイのテーマを「プラネットVSプラスチック」とし、さまざまなアクションを呼びかけている。
2024年アースデイのテーマは「プラネット vs プラスチック」
毎年4月22日は、「アースデイ」。2009年に国連総会で採択されたこの日は、国際マザーアースデイとして定められ、地球を人類共通の故郷とし、特に地球温暖化の悪化に焦点を当てる日と宣言されました。世界中でさまざまなイベントが開催されるほか、個人でもできる行動を呼びかけられています。
非営利団体「EARTHDAY.ORG」は、2024年のアースデイのテーマを「The Planet vs Plastics（プラネットvsプラスチック）」と決定しました。2023年夏に国連事務総長が述べたように、史上最も暑い月が続く中、地球は温暖化と気候変動に直面しています。
この状況下で、地球を守るための一つの方法はプラスチックの削減です。EARTHDAY.ORGは、2040年までに全てのプラスチック生産を60％削減することを目標に掲げ、アースデイを契機に広くプラスチック使用の削減を呼びかけています。
アースデイに個人でできること
4月22日はアースデイで、世界中でさまざまなイベントが開催されますが、参加できなくても個人で行動を起こすことができます。EARTHDAY.ORGでは、個人ができる以下のような行動を紹介しています。
１ プラスチックフリーの１日を過ごす
私たちの周りにはプラスチック製品がたくさんあります。例えば、レジ袋や食品用フィルム、使い捨てのカトラリーなどです。これらを使わずに、プラスチックを使わない1日を過ごしてみましょう。
２ ファストファッションを断る
マーカーが大量生産し、人々が大量消費するファストファッションは、低価格で販売されるため、一つひとつのアイテムを大切に長く使うことなく、不要なものまで次々と購入してしまう傾向があります。その結果、無駄なエネルギーが多く消費され、廃棄物も増えてしまいます。ファストファッションに頼らず、本当に長く使えるものを選ぶよう心がけましょう。
３ 気候変動やプラスチックの現状を学ぶ
地球を考える上で大切なのは、まず地球の現状を把握することです。現在地球が直面している問題や状況をよく理解しましょう。
４ キャンドルを灯そう
アースデイの日には、キャンドルを灯して過ごす「キャンドルナイト」のイベントが開催されます。もしイベントに参加できなくても、自宅でキャンドルを灯して過ごすことをお勧めします。電気を使う便利さを再認識しつつ、地球に対する思いを新たにしてみましょう。
アースデイに限らず、地球について考える習慣を続けることが重要です。地球を大切に思う人が増えることを願っています。
